よっちゃんのぶっちゃけた話
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“ 生ビールと釣りの共通性”


2002/2/20




 いやーオリンピック選手って凄いですね。彼らの練習風景やトレーニングの映像を見ると本当に頭が下がります。 自分も少し見習わなければと反省しちゃいます。日本の選手、がんばってほしいですね。

 さて今回は、久しぶりにダンスに関する話をしようと思います。皆さんは生ビールをジョッキに注いだことありますか? ってまたそんな 始まりかい!と言わず、まあ聞いてください。私、学生時代におそば屋さんで三年ほどアルバイトしてたんですが、 暑い季節になると生ビールがよくでるんです。生ビールのサーバーってレバーを手前に引くと液体が出て、奥に 押すと泡が出るようになっていて、八分目ぐらいまでビールを注いだらその上に泡を足すといい感じの生ビール ができるっていう仕組みなんです。でも、何杯かまとめて注ぐときは、サーバーのノズルに泡が残ってたりして 次の一杯が泡だらけになったり、かえって時間がかかったりしちゃうんですよ。じゃあどうするかって言うと、手に 持ったジョッキの角度と高さを変えることによって、泡用のレバーを使わずに泡を作るんです。つまり、最初は サーバーのノズルをジョッキの内側にくっつけて滑らせるようにビールを流しいれ、頃合いをみてジョッキを真っすぐ にしながら一気に30,40センチ下げる。するとその高低差から泡ができるんです。皆さんも、瓶ビールだったら 経験ないですか?やっぱり難しいのは、タイミングとどれくらいジョッキを動かすかでしょう。最初はなかなかうまく いきませんでしたが、徐々に ’適度’がわかるにつれて均一に生ビールが作れるようになりました。

 話は突然変わりますが、魚釣りの経験はありますか?最近は時間が無くてしばらく行ってませんが、私はけっこう 釣りが好きで ( と言うより、川辺にいるのが好きなんですが )、昔はよく行ったものです。釣りで一番難しいのは、 やはり、’合わせ’でしょう。あたり(魚がえさを食うこと)が来た時に、どのタイミングでどのぐらいの強さで竿を持ち上げる かの判断を間違えると魚は逃げてしまいます。狙っている獲物の大きさや特性にあわせて ’適度’な合わせをすることが 大切なんです。’あたりがきたら竿を上げる’というのは当たり前の話で、これだけでは魚は釣れないのです。

 私はよく、男性の生徒にリードの説明をするとき、この釣りの話を例に出します。’与えながら引く’ ’押さないように押す’、 ダンスを知らない人が聞いたら、「なんのこっちゃ?」って思うんじゃないかな。でもダンスのリードってこういう言葉に 表れるように、ある意味とても繊細なものなんです。学連の生徒なんかが、「先生、ここは押すんですか、引くんですか?」 って質問してくることがあります。確かに押したり引いたりするのだけど、大切なのはどのタイミングで、どのぐらいの強さで、 どっちの方向にリードするかということ。ほら、さっきの釣りの話ににてるでしょ。ビールの注ぎ方にも共通する部分が ありますよね。簡単に言ってしまえば、’適度’を知ることが全てにおいての解決の糸口につながると思うんですよね。 そしてその、’適度’というものは、ある程度の目安は私達教師にも教えられますが、’まさにこれ!’というものは、 やはり自分達で探していかなければならないものです。リードに全く自信が無いという男性陣、先ずは手始めに騙された と思って釣りに出かけてみたらどうでしょう。市ヶ谷駅前の釣堀なんか手ごろかも。リードが上手くなるとは保証できませんが、 少なくとも意識を繊細にし、’適度’を知る練習にはなると思いますよ。もちろん、はなからビールと泡の割合にはこだわらない という方には、意味のない話ですが、、、。それでは。  

YOSHIAKI