よっちゃんのぶっちゃけた話
File 11
“‘おいしいもの’作りましょう”
2001/7/1
じめじめした嫌な天気が続いていますが、皆さんお元気ですか?
お久しぶりです。前号からかなり間があいてしまいました。実は3月の終わりから
1ヶ月ほどロンドンに留学してまして、帰ってからも競技会続きで、やっと6/19
の九州インターをもって一段落といった感じです。ここ最近の遅れを取り戻すべく
少し飛ばして“ぶっちゃけ話”をお送りするつもりですので、お楽しみに。
さて、突然ですが、私、結構料理好きで、普段は時間がないので外食が多いので
すが、休みの日や、人が家に遊びに来たりする時は、結構張り切って作ったりする
んです。周囲の人からも“料理が上手”と言ってもらったりします。でも自分では決
して上手だとは思ってません。そこそこおいしく作る自信はありますが、それイコー
ル“料理上手”ではないのです。上手じゃないのに、どうしておいしく作れるのか?
答えは簡単。私は必ずレシピ通りに作ります。材料の量から手順まで、きっちりレ
シピ通りに。逆に言えば、レシピがなかったら、何も作れない。私が思う料理上手
というのは、プロの料理人だったり、子を持つ母親だったり、とにかく、何も見なく
ても料理が作れる人なんです。こういう人達って、今までの経験の積み重ねで、何
と何を混ぜたらこういう味になるとか、この手順で作れば効率がいいとか、もうひと
工夫して、さらにおいしくなるとかを頭で覚えている。こういうレベルに達してしま
えば、自分のオリジナルみたいなものを作るのも可能なのでしょうが、私程度のレベル
では食べられるものも食べられなくなるってものです。
ダンスにおいてもまたしかり。自分のレベルを知らずにあれこれと手広く手を出す
と、結局は“まずい”ダンスができてしまう危険があります。例えば教室でもよく見
られる光景ですが、上級者(Aさん)のレッスンを初心者(Bさん)が観察していて、教
師がAさんに指導したことを、Bさんも“そうだったのか”といった面持ちで自分
でも試して満足そうにしている。しかし、必ずしもAさんに対する指導がBさんにあ
てはまるわけではないのです。へたをしたら、Bさんにとってマイナスになる可能性
もあるのです。
自分のレベルを知り、今の自分にとって必要なことをしっかり学ぶことが、効率の
良い上達法であることは言うまでもありません。もちろん教える側の教師も、生徒の
状況を的確に判断し、それに準じて指導する努力をしなければいけません。色々なこ
とに目移りしないで、まずはレシピ通りに正確にコツコツとやることを私はお勧めし
ます。それにレシピ通りにやれば、そこそこ“おいしい”のが作れるのですから。
YOSHIAKI