よっちゃんのぶっちゃけた話
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“時代はデジタルだけど・・・”
2000/8/28
皆さんいかがお過ごしですか?久々の“ぶっちゃけた話”でございます。ずいぶんご
無沙汰致しましたのには理由がありまして、夏のパーティー、東京選手権、夏休み
と多忙な日々を過ごしておりました。というのは全くの言い訳で、この暑さで頭を使
いたくなかったというのが本当の理由です。申し訳ありません。
さて、もうすぐシドニーオリンピック。 4年に一度のスポーツの祭典、楽しみで
すね。中でも私が個人的に興味があるのは、体操(以前やっていた)、柔道(日本
人が勝てそうだから)、100M走(いつも何かドラマがあるから)といったところ
でしょうか。まぁ日中は仕事で見れないので、ビデオで録画しようと思っています。
おっと、ここで今日のテーマとなる “録画” という言葉が出てきました。(って
自分でそう仕向けたんだけど・・・)ダンスのレッスンを受けるのってビデオ録画
みたいなもんじゃないかなと思うんです。レッスンの目的は先生から情報を得て
(録画)、それを再現する(再生)ことによって、ダンスの上達を図ることですよね。
この時いかに正確に“録画”ができるかが鍵を握っています。録画が悪ければ
再生もきれいにできるはずがありません。今流行りのデジタルビデオなら、ケー
ブル一本で全ての情報を正確にインプットすることができるのでしょうが、残念な
がら人間の脳や体はどちらかというとアナログ式なので、色々な情報をそれぞれ
個別の媒体を通じて吸収しなければなりません。そこで今日は上手な“録画”の
方法を紹介したいと思います。
まずは視覚を通しての方法です。昔から“百聞は一見にしかず”と言うように、“見
る”という動作は多大な情報を瞬時に取り入れることができます。しかし、見るポイ
ントを誤ると、正確な情報、十分な情報を得ることはできません。
ここで私がおすすめするのは“トータル(全体)を見る”という方法です。例えば、
新しいステップを習うような場合、当然先生の足を見ながらそのステップを覚える
訳ですが、この時もう少し視野を広げて、先生の足元だけではなく、頭、胸、腰、
腕などの位置や、向きを何となくでいいので把握しておくと、比較的そのステッ
プがスムーズに覚えられるはずです。それと同時にステップのタイミングを自分な
りの言葉で鼻歌程度に言ってみるのもおすすめです。例えば私の場合ですと、
ヤッタッター、ヤッタッター(2&3 4&1)とか、 ヤカツカ ヤカツカ ヤカツカ
ター(1&2&3&4)など・・。(あくまでも自分が分かればいいんですよ。) そして
ある程度覚えられたら、先生を見ないでステップをしてみることです。たいてい、
最後まで先生の後ろで先生を見ながら覚えようとする人に限って覚えが悪いもの
です。これは私が思うに、体が目の前にあるものをただ真似ているだけで、実際
脳には必要な情報が送られていないためでしょう。人間の体はそれぞれのパーツ
が相互に働き合って運動を起こすものです。なので、足を習っているから足だけ
とか、ボディの動きを習っているからボディだけというのではなく、“ここが〜なって
いるから、ここが・・・になる”というように、“体全体”の働き具合を見ることが、視
覚を通した情報収集の効率の良い方法ではないでしょうか。
2つめは触覚です。ダンスをしている時、体の筋肉は様々な動きをしています。そ
の動きには、目で見て分かるものもあれば、分からないものもあります。どちらに
しろ、これらの筋肉がどのように動いているかを知るのには、手で触って感じるの
が一番の早道です。目で見て分からなかったら、遠慮しないで先生のボディに触
らせてもらいましょう。
伸びる感じとか縮む感じ、回す感じとか、下げる感じとか、自分の手のひらを敏感
なセンサーにして、先生の体の動きを学び取って下さい。(くれぐれもセクハラはだ
めですよ、セクハラは!!)
3つめは聴覚です。人間が他の動物より最も長けているのは、複雑な言葉を使う
ことができることです。だからこれを利用しない手はありません。何かを説明しよう
とすると、「私は体で覚えるタイプだから・・。」と言って聞いてくれない生徒さんが
たまにいます。確かに何かに“慣れる”という意味では“体で覚える”というのもあり
得る話ですが、何かを“理解する”のは、やはり脳の仕事です。そして脳が何かを
理解するためには、それが言語化される必要があるのです。例えば、あなたが病
気にかかって医者に行ったとしましょう。“原因は何なのか”、“どんな治療を受け
て、何に気を付ければいいのか”、医者の説明に耳を傾けますよね.。(中には
“気合で治す”という方もいるかも知れませんが・・。) ダンスも全く同じです。
ですから教師の説明をよく聞いて、それをしっかり理解しましょう。もし理解できな
かったら、他の言葉で説明してもらって下さい。分かってもないのに、“ハイ、分か
りました”なんて絶対ダメです。
それからカップルでレッスンを受けている方にアドバイスしたいんですが、教師が
自分のパートナー(またはリーダー)に説明しているような時は、自分も積極的に
その中に交わって説明を聞いて下さい。男性も女性も基本的に体の使い方は同
じなので、相手にとって有効な情報は自分にとっても有効なのです。それを聞いて
いないのは、ビデオの録画に例えるならば、“CM飛ばし録画”といったところでし
ょうか。でもこの“CM”の中においしい話があるかも知れませんよ。情報は少し
でも多い方がいいんじゃないかな?!
以上、私の思う上手な“録画”の方法です。(今日は何だかずいぶん書いたなー)
他にも方法があるかも知れません。もしいいやり方を知ってる方がいたら、北條
ダンススクールのチャットルームにでも投稿して下さい。そうそう、レッスン中に
録画したものは、その場で本当にとれていたか確認して下さいね。よく、何かを
教えると、「分かりました。家で練習して来ます。」と言って次に進もうとする生徒
さんがいますが、その場で再現できなかったものは、家に帰っても再現できるは
ずがありません。ゆっくりでもいいから、先生に言われたことをレッスン中に一度
再現してから次に進むようにして下さい。そうでなければ、そのレッスンは時間と
お金の無駄にしかなりません。
YOSHIAKI