よっちゃんのぶっちゃけた話
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“ダンスの鉄人”
2000/6/18
雨ばかりの嫌な季節になりましたが、皆さんダンスの調子はいかがですか?
皆さんにはあまり関心のない事だと思いますが、6月は教育実習の時期なんです。
私が教えている学連の生徒も2人ほど教育実習に行っているようです。かくいう私も、
実は数年前、教育実習生として母校のU和高校に赴いたことがあります。そう、私は
大学の頃、英語教師になるつもりだったんです。最後の最後で、教える科目を英語か
らダンスに変えてしまいましたが・・・。でも教育実習の経験は今もとても役に立っ
ているのではないかなと思います。
さて、突然ですが、皆さんは自分で料理するのと誰かに作ってもらうのと、どちらが
楽しいですか?私の場合は前者です。もちろん、作ってもらったものを食べることは
幸せなことですが、‘どちらが楽しいか’と言われたら、やっぱり、あれやこれやと
自分で作るほうが楽しいのではないでしょうか。え、なんで料理の話なんかしてるんだって、
まぁまぁ、落ち着いて先を読んで下さい。
もしあなたが自分のダンスと他の人のとを比べるようになった場合、具体的に言えば
‘あの人よりも上手に踊りたい’とか、‘競技会で良い成績を出したい’と思うよう
になったら、教師任せのレッスンは止めにして、自分に責任を持つ必要があります。よく言
われるように、ダンスにはスポーツ的な要素と、芸術的な要素の2つの面があります。
スポーツ的な要素(テクニック、運動量、スピード等)は、教師から教えてもらう割合
が多いので、レッスンを受ければそれなりに上達しますが、芸術的な要素(表現、フィー
リング、プレゼンテーション等)は、自分で作らなければならない部分です。学生のカップル
を教えている時によくこんな風に言う事があります。「悪くないけど‘何か’つまらな
い」、「何でもいいから‘何か’やれ!!」 この‘何か’がダンスにおいてとても重要で
す。料理に例えるなら‘味付け’と言ったところでしょうか。もちろん、この‘何か’を
教えることはできますが、私としてはレッスンを受けている人にこの‘何か’を考えたり
作ったりして欲しいのです。どうしてかって?理由は簡単、例えばその人の料理を食べたこと
もないのに、その人に「あなたの料理はおいしい」とか、「まずい」とか言えないのと同じ
ことです。さあ、‘キッチンスタジアム’ならぬ‘ダンススタジオ’で、教師から与えられた
材料を使って、自分なりのダンスを作ってみて下さい。卵とベーコンを渡されて、‘ベー
コンエッグ’を作ろうが‘ベーコンオムレツ’を作ろうが、あなたの自由です。それ
がおいしければ教師は‘おいしい’と言うだろうし、まずければ、違う味付けを教えてくれ
るでしょう。そして、何よりも‘自分で作る’ことの楽しさを知って下さい。それがダンス上達へ
の早道です。
YOSHIAKI