よっちゃんのぶっちゃけた話
File 3


“鏡よ、鏡よ、鏡さん”


2000/3/19




 花粉が猛威をふるっているようですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?幸い私 は花粉症ではありませんがパートナーのみさと先生は今年発病したようです。さて3 月と言えば卒業の季節。私も無事、3組の学連の卒業生(もしくは卒部生と言った方 が正しいか?)を送り出すことができました。

 自分が学連出身ということで、学連の選手には強い思い入れがあるので、3年間指 導した生徒たちが教室に顔を見せなくなるのはとても寂しいものです。彼らのような 競技選手を教えることは教師にとって、とてもプラスになります。というのは、彼ら は教師の姿をそのまま映し出すからです。生徒にとって教師は多大な影響力を持って います。教師の何気ない一言が、生徒には「ウォー、そうだったのか!!」という感 動や「ガーン、やばい…。」という焦りになったりするのです。そしてこの‘何気な い一言’の重要性を知らなければ、良い教師にはなれないのではないか、と私は思っています。

 ダンスに限らず、教師と名のつくものが誰かに何かを教える時、少なくとも2つの 要素が必要です。1つは教えようとすることに関する知識や技術。そしてもう1つ は、その教え方です。例えば私は大学で英語学科に在籍し、英語の知識を勉強しまし たが、それだけでは英語の先生にはなれません。そのためには英語の教え方を学ばな ければならないのです。これがいわゆる教職の授業です。また、私の通っているスポ ーツクラブでも‘インストラクター養成コース’なるものがあり、エアロビを教える 上での注意事項(カウントの取り方、ジェスチャーなど)を厳しく指導しているのを たまに見かけます。しかし残念ながらダンスの教師資格をとるにあたっては、現在の ところ教え方の関してはほとんど指導されないのが現状です。どんな教え方をするか は教師に任されているのです。

 もし教師の教え方に良し悪しの判断をつけられる人がいるとしたら、それは生徒さ んです。ですから、レッスンの時に先生が自分にどんな事を言っているか良く聞いて みて下さい。「膝が曲がっている」とか「肩が上がっている」とか「曲からずれてい る」と先生に言われて、「あーそうか、先生は見る目があるなあ」なんてのんきに感 心してたらダメですよ。そんなことはあなたのダンス仲間に聞いたって同じ事を言っ てくれるでしょう。あなたが先生から本当に聞かなければいけないのは、それをどう やったら改善できるかということなのですから!!

 よく耳にする決り文句に‘生徒は教師の鏡’というのがありますが、まったくその 通りだと私は思います。だからもしあなたが先生に「どうしてそんなことも出来ないの?」 といつもいつも言われたらこう言ってあげたらどうでしょう。「それは先生の教え方が悪い からですよ。」と。

 実は私は明日から1ヶ月ほどイギリスにダンス留学に行くことになっていまして、 次回のFile 4は5月ぐらいになってしまいそうです。あちらで面白い話を集めてきますので、 お楽しみに!

 最後にこの場を借りて、今年卒部した北條D.Sの学連の選手の皆へ「お疲れ様、 また教室に遊びに来てください。」と言いたいです。

YOSHIAKI