2005.8 ロンドンからスイスへのへの旅


山口 慶子


 私たちはロンドンに2週間滞在し、その後4日間ジュネーブ(スイス) へ寄って帰国しました、日本からロンドンまでは約12時間かけて行き ますので、ここ何年間はイギリスから2・3時間フライトすると色々な 国へ行けますので帰国するときは3.4日位何処かに寄って帰ることに しました、今年は前から念願でありましたスイスへ行くことに決めまし た。スイスの何処にするかはとても迷いましたが、本を買って色々検討 した結果ジュネーブに行くことにしました、決めたポイントはすぐ傍に 有名なモンブランという山があり、美しいレマン湖(スイスでは3番目 に大きな湖だそうです)が在り、街はファッション性に富んで、有名な ブランドの店や個性のある店が多いと本に書いてありましたので、もし 天候が悪くても買い物をしたり、色々な博物館や、時計の博物館等が近 くにあるというので時間を無駄にしなくても大丈夫だなと思って決めま した。幸運にも非常に天気に恵まれましたので博物館等に行くチャンス がありませんでした、着いた日は夕方に近かったのでホテルの周辺を散 歩したり、お店を覘いたりしました。イギリスと違って街を歩いている 人々が非常にファッショナブルな人が多く、フランスやイタリアが近い せいなのかな?と思いました、レマン湖に注ぐローヌ川には白鳥が沢山 居ました、川の傍へ行くと魚の匂いがするのに魚がまったく見えず不思 議な感じがしました、レマン湖の下は駐車場になっていてその工事をし たとき水道管が破裂して水が吹き上げられ、それが観光の名所になった とのことです、水の勢いがすごいせいなのか吹き上げられた水が高く上 がって(145m)大変迫力があり、湖の中で大変印象的でした。滞在 したホテルはレマン湖のすぐ傍にあり、そんなに大きくはありませんが 中はクラシカルな家具や調度品等がマッチしていて雰囲気が良く、スタ ッフの人達もとても感じが良かったので、大変満足出来ました。着いた 晩はせっかくスイスに来たのだからチーズホンデュを食べようと本で捜 して、ホテルの近くに演奏を聞かせながら楽しく食事が出来るというレ ストラン(エーデルワイズ)に行きました、色々な楽器を使って演奏を していましたのでそれはまあまあでしたが、チーズホンデュが余りにも 美味しくなかったので期待しただけに非常にがっかりしました。

 次の日は観光でフランスのモンブラン(実際はフランスとイタリアの 国境にあるそうです)いう有名な山に行きました。以前 ドイツに住ん でいる夏目先生ご夫妻(ダンスの先生)と一緒にドイツからオーストリ アへ旅行したことがありまして、その時スイス連山の横でゴルフをしま した、その時の景色の素晴らしさや、朝 ホテルの窓を開けましたらス イスの真っ白な山々が私の目に飛び込んできて、それは言葉に表すこと が出来ない位神秘的で感動的でした、その思い出がずーとありましたの で今回、モンブランをぜひ見ようと決めました。朝早くホテルのすぐ傍 にあるコルナヴァン駅の前から観光バスでシャモニーにあるモンブラン へと向かいました、日本人も4カップル参加してました、駅前をスター トして10分位走ると対岸にフランスの国境があり、そこでパスポート を見せシャモニーへと向かいました。しばらく走っていますと少しずつ スイス連山が見え始めました、所々に流れている川は雪解けの水のせい なのか非常に流れが速くびっくりしました。1時間半位でシャモニーの の街に着きました、始めて見る景色なので夢中になって見ていたせいか あっというまに着いたという感じでした。シャモニーの街は小さなホテ ル、レストランやお土産を売っている店が沢山並び、街中が花で囲まれ た可愛らしい街でした、登山口の駅はすぐ傍にあって、本によると夏の 時期は観光客が多くケーブルに乗るのに時間がかかる、と書かれていま したが少し時期がずれたのか人はそんなに多く感じられませんでした、 山の途中まで乗るゴンドラには40人以上乗って居たように感じました 、ロープがゆれたり、下を見たりすると大丈夫かなととても心配になり ました、モンブランは標高4807mあり、私達は3842mの所の展 望台まで行きました、その上はエレベーターで頂上まで行きますがあい にくその日は動いてませんでした、北條先生はがっかりしたみたいです が私は少し高山病にかかったみたいに気分が変になり、少しふらふらし ましたので頂上まで行かなくて幸いでした。展望台の外に出ましたら空 気が非常にひんやりして冷たく、お陰で気分が爽やかになりほっとしま した。外は万年雪を抱いた真っ白な鋭い山々と何とも言えない位美しい 青空、其処に浮いてる綿のような雲でさえ全てが感動的で、モンブラン に来て良かったとつくづく思いました。今回はツアーでの観光なので帰 りは登山口の傍の駅で集合してジュネーブへ帰るというスケジュールで したが時間が余り過ぎて、時間をつぶすのに大変疲れました。駅の傍に あるバーに入って時間をつぶすことにしました、ビールを飲んでお金を 払おうとしましたら、其処はフランスなのでユーロで払って下さいとい うことでしたが、私たちはスイスフランしか持っていませんでしたので 店の人に聞いてすぐ近くの両替所へ行きましたら、なんと両替をするの に4割も取られ余りの高さにびっくりし、頭にきました。その晩は日本 レストランに行きました、お寿司を握る板前さんがお客の座席(カウン ター)から1m位離れているテーブルで握っているのでびっくりしまし た。味も余り美味しくなく外国での和食はこんなもんだなと思いました。

 次の日はレマン湖でクルージングをすることにし、朝早くホテルの傍 のチケットオフィスに行きました。私たちは4時間位(往復)のクルー ジングをリクエストし、チケットを買いましたが、ジュネーブはスイス といってもフランスに近いのでほとんどの人がフランス語を話します、 多分売店の女性が勘違いしたと思われますが、レマン湖の定期周遊船の チケットを売ってくれました、(1周するのに10時間位かかると思われ ます)私達はてっきり観光の為のクルージングだと思っていました。ホ テルの近くにイギリス公園というところがあり、其処から乗船し、レマ ン湖に出ました、レマン湖の周辺は別荘地に囲まれ個性的な家々が並び、 各家々には専用の船のデッキがあり、所々にヨットハーバーがあってそ れは羨ましい限りでした。4時間位乗っていましたが船がジュネーブへ 戻りそうにないので困って船長さんに聞きましたら、まだまだ先へ行く との事、私達がジュネーブへ戻りたいと言いましたらローザンヌという 所で降りなさいと教えてくれ、降りることにしました(これは予期せぬ 出来事でしたので少しあせりました)船長さんから教わったとおりロー ザンヌからすぐ近くにある地下鉄に乗り、ローザンヌの中央駅へ行きま した、そこでトレィンのチケットを買いましたが其の時もフランス語ば かりですので大変苦労しました、何人かの人達に聞きながら私達が滞在 している傍のコルナヴァン駅に1時間半位で着いた時はさすがにほっと しました。クルージングの途中で気がつき船を降りたことはとても良か ったと思いました。でも予期せぬ出来事で偶然にも地下鉄と電車に乗る 事が出き楽しい思い出が増えました。その後、街へ行き時計等を見なが らオールドタウン(石畳の坂道の街)へ行きました。本で紹介されてい る小さなホテルに隣接しているレストランへ行きましたらそこは路上に テーブルがセッティングされており、外で食事をしていました、最初は びっくりしましたが風が心地よく爽やかで匂いもこもらず、良いアイデ ィアだと思いました、そのレストランだけでなく夕方になるとあちこち の路上にレストランがオープンし、大変面白い街並みに変わります、多 分夏の短い季節を満喫する為だと思いますが、石畳の坂道の両サイドに はアンティックな絵や家具等を売っている店が多くとても趣きのある所 でした。

 とうとう最後の1日になりましたので私たちはゆっくりショッピング をする日にしました、スイスは時計で有名ですのでさすがに時計店が多 く、見ているだけでも楽しかったです、可愛らしい鳩時計をお土産に買 いました、今でも鳩がいい声で鳴いてます。最後の晩餐はある有名な時 計店で働いている日本人の店員さんに紹介してもらい、ホテルから20 分位歩いた閑静な所にある日本レストランに行きました、そのオーナー は2日目に行った日本レストランの創始者だと聞きびっくりしました、 その店は本格的な和食を食べさしてくれ、味も大変好く満足致しました。 あっという間に4日間が過ぎました、もう2度と来れないかなと思い ますので走馬灯のように浮かぶ素晴らしかった思い出を残しておこうと 思いました。