時間はたっぷり…!?

須田雅美

2010/4/30

前日寝たのが日本時間の2時半ぐらいだったけど、カーテンを開けたままだったので朝は結構早く起きてしまいました。 来る前の天気予報では毎日「雨!雨!雨!」 ガイドブックにも「雨季」と書いてあったので、「晴れててラッキー!」南国に来て雨なんて寂しいですからね。 明先生はすでに上半身ハダカでくつろいでいました。

朝食のサービスを待つ明

お夕飯を食べずに寝たので、お腹が空いていた私達は早速ルームサービスをお願いしました。 朝食は各ヴィラで頂く完全プライベートスタイル。 注文をすると、2人がかりでテーブルセッティングをしてくれます。 いわゆるアメリカンブレックファーストですが、シャーベット状のフルーツジュース、フルーツ、ハムやソーセージ、玉子料理、パン、シリアル、ヨーグルト… と、種類が豊富で、珍しいものではインドネシア料理のナシゴレンやミーゴレン、バナナのフリッターもありました。 東京では朝食を食べない私達も、解放的なダイニングで朝食をとったおかげで、健康的に留学1日目をスタートできました。

開放的なダイニング

エスパンのレッスンは4時過ぎの予定だったので、時間がたっぷり。 私は身支度してインターネット、明先生はプールにサブ〜ン! でも、本格的にのんびりする気分にはなれず、 水や食料を少し調達しながら昼食に行こうということになりました。

プールにザブーン

ヴィラの鍵を掛け、「お掃除してね」のサインを出して出かけます。 ロビーに行くと、 「どちらまでお出かけですか?」とスタッフが聞いてきたので 「スミニャックまで食事に行きたいんだけど…」と言うと、 「車でお送りします。」だって。 なんて親切なんだ!と感激。

お掃除してね

「インドネシア料理を食べたい。」と告げると、「地元の人にも人気のお店です。」と工事中でお店の名前も外観も分からないレストランの裏手(駐車場)へ連れて行かれて「大丈夫か?」と不安になりました。 お店の人に案内されて入ると、中庭側には壁が無いオープンエアのレトロな雰囲気のレストラン。 天井には扇風機がたっくさんついている…確かに蒸し暑いよ。 明先生はナシゴレン、私はラーメンを注文。不味くないけど、どうってことない…何の感動もしない料理でした。 ラーメンは完全にインスタントだな…「サッポロ○○だ」と「自称」神の舌を持つ明先生は分析。 そのレストランの壁にはアルゼンチンタンゴパーティーらしき写真がたくさん飾られていて、「おや?こんな暑いところでくっついてダンスを踊ろうなんて人達がいるのかい?」と驚きました。

ナシゴレンとラーメン

この時「ところで、いったい今は何時なんだろ?」と疑問が…。「時間を忘れてリラックスした時の流れをお楽しみ下さい」と言わんばかりにヴィラ内には時計が無く、自分達の時計も日本時間のままにしていた私達…「確か時差は1時間だったよなぁ?」と曖昧な時間を過ごしていましたが、レッスンがあるので正確な時間を知りたくなりました。 しかしレストランの時計も止まっている様子。従業員に聞くと、つたない英語で教えてくれるから、ますます分かんなくなっちゃった。時計を見せてくれたらよかったのに。 まだ時間があるようだったので、ホテルへの帰り道にある「Bali Deli」というスーパーマーケットでお買い物。ここはガイドブックにも載っているインターナショナルマーケットで、輸入食品や生活用品が手に入ります。もちろん日本の食品も売っています。地元の物は野菜や果物、ジュースや乳製品かなぁ?お魚屋さんお肉屋さんも入ってるし、パンやケーキ、サラダや惣菜まであるので、買ってそこで食べることもできます。私達はお水とジュース、ミルクとビールを購入。 そこからホテルまでは歩いて5分。でも、大きな道路を横断しなくてはなりません。この道路に限らず、バリってスクーターが多いんですね…驚きました。以前、コンペで台湾の桃園という所に行った時にもスクーターの数に驚きましたが、ここもスゴイです!砂ぼこりと排気ガスで鼻毛が伸びそうだ!とキケンを感じました(^?^)。 バイクにはねられることなく無事ホテルに帰還すると、しばらくして「エスパンの仕事の都合で開始時間を1時間遅らせて欲しい。」とエスパンの彼「Issy ちゃん」こと石川さんから電話が入りました。早くから行動していた私達はちょっと眠くなっちゃったので、仮眠を取ることにしました。もちろん、しっかり時間を調べてから目覚ましをかけてね!…と、時計のないお部屋でどう調べるかって?テレビをつければ、どこかに出てるよね☆とチャンネルを変えながら「インドネシア」のテレビ局で時間をチェック!OK!Zzz これがOKじゃなかった(;д;)

ホテルでタクシーを呼んでもらい、クタという場所にあるホテルへ出発。 Issyちゃんが「時々とても混むので、少し時間の余裕を見ていらして下さい。」とアドバイスをくれていましたから、1時間前には出発していました。 が、なぜかIssyちゃんから電話が…「先生、今どちらにいらっしゃいますか?クタという場所に向かってますか?」なぜこんな電話がかかってきたのだろう?と考えなくてもピンときました…私達のレッスンが始まっているはずの時間になっていたから電話をくれたのです。 そしてタクシーの時計を見ると…あうぅぅぅ…1時間違ってたあぁぁぁ…! 第1日目から大変な失敗です。聞くと、インドネシアの時間とバリの時間は1時間の時差があると言うじゃないですか。 そう、私達はお昼寝前から、インドネシアの時間で行動していたのです。 「ごめんなさ〜い(汗)」と平謝りで部屋に入っていくと、すでに到着していた台湾のカップルからレッスンを始めてくれていたので、その日のレッスンをきちんと受けられることになりました。(…続く)

タクシーでクタへ