ダンスパフォーマーって書いてあるけど・・・

須田雅美

2009/7/22

今回のお芝居に組み込まれたのは、チラシの初版が出回ってから。演出家の井田さんから直々にお電話を頂き、
ダンスパフォーマーとしての出演…の予定でした。が、今後のために(?)セリフも…と制作会社の方からの指令が、井田さんを通して来てしまったのです。その後しばらく何の音沙汰もなかったし、渡英していたこともあって「セリフを…なんて、まさかね。やっぱ要らないって思っていてくれてるかな。」なんて自分の都合のいいように考えていました。劇団たいしゅう小説家のHPを見ても、出演者の中に私達の写真も名前の載ってないしさ。って気楽に構えていたら、制作会社のキティフィルムさんからチラシを新しく作るので写真が欲しいと言われ、明先生と2人で宣材写真を慌てて撮りに行きました。以前から行こうと思っていた、タレントさん達も撮影によく行くお店で、宣材とジャッジ用の写真2種類100カット(!)を撮影しました。

刷り上ってきた新しいチラシを確認するまでは、宣伝をできなかったどころか、自分達が出演することすら信じら れませんでした。新しく刷り上ってきたチラシを頂いてもまだ、自分達にセリフがあるなんて信じられませんでした。 なぜなら、私達の名前の横には肩書きとして「ダンスパフォーマー」と書いてあったからです。私はこの肩書きから「この出演者はダンスを踊る人です。役者じゃないのでセリフはありません。」という意味を読み取ったからです。 しかも出演者を見ると、テレビをあまり見ない私でさえ何度も見たことがある役者さんが数名いらっしゃるので、「こんな中に私達みたいなドシロウトを入れるわけないよね!?」と希望的予測をし、安心しきってのんびり過ごしていました。

ところが演出で脚本も書かれた井田さんからお電話があった時にもう一度確認をすると「セリフはあります…。」ダメ ダメ(@_@;)ムリムリ!と思ったけど、すでに引き受けたお仕事ですから、やるしかない…と心を決め、まずは「スチーム吸入器」を購入。これはノドや鼻を蒸気で潤すための機械。実は存在を初めて知りました。季節的に6月というとクーラーを使い出す頃で、この時期に私は風邪をひきやすいんです。だから、なるべくノドを守り、手洗いうがいを励行し、ヤバイかな?と思うとすぐにマスクをしていました。そのおかげで風邪をひかずに済みました\(^o^)/

お芝居の顔合わせ直前に配信されてきた台本を読むと私が昔よく読んだ赤川次郎のミステリーみたいだったので、できれば客席で見たいなぁ…と思いました。明先生は井田さんに「台本読みの時に漢字を間違えて読んだら恥かしいので、早めに送って下さい。」と無理なお願いをしていました(笑)セリフも心配だけど、どっちかっていうと私達に絶対必要なのは音楽♪ところが、音楽が出来上がってきたのは6月の最後…私達にも都合があり、急には体が空けられない。もらった音楽にガッツリ振付けをして、皆さんと合流できたのが7月4日(土)のことでした。稽古場で井田さんにプレゼンをすると「残念なお話があります…」と一言…「チェ〜ッ(-“-)」と心で残念に思いながら、井田さんの意向を伺うと、他の出演者にもこの曲の中で出てきて、音楽に乗せながら演技をしてもらうとの事。それは想像の中に入れて振りを付けたんだけど、出入りの関係で位置の変更要請が…無理ぃ〜って心で泣きつつ、即行で考えてすぐにプレゼン。あぁ、社交ダンスが2人で踊るものでよかったよぉ。1人で考えるよりもアイデアが増えますからね。移動するにもスピードが出せるし。でも、この「即行変更プレゼン」は、いろんな振付けをしてもらって踊った経験がないと多分無理…できないと思います。井田さんはこれを見抜いているのか、それとも私達の負けず嫌いな性格を見抜いてか、本番が始まっても変更をやんわりと要請してくるんです。「北條さん、キラキラって音の部分なんですけど、キラキラって表現しきれてないのと、北條さんが上手の客席から見切れてしまうので、何か少し変更できませんか?無理ならばいいんですけど…。」という具合に…。この最後の「無理ならばいいんですけど…」という言葉に着火されちゃうのかな。一緒のシーンを演じる齋藤遼クンは初舞台だったかな?急に変更が入って動揺する気持ちを、髪型に変化をつけることで払拭していました。

もちろん、役者さん達も毎日毎日少しずつ変更が加えられていますから、初日にいらした方には、是非もう一度ご覧頂きたいと思います。きっと違った印象になっているはずです。芝居通の方々にはそんなことはご存じなのでしょうね。

今日はできれば変更がありませんように…なむ~(=人=)

芝居「SHURABA」に関する詳しい内容は、
劇団たいしゅう小説家http://www.h4.dion.ne.jp/~tai-setu/をご覧下さい。